alias コマンド

aliasコマンドは、あるコマンドに別名(エイリアス)を設定します。たとえば、あるコマンドをある一定の使い方しかしないって場合にオプションを含めて設定しておくと便利です。私は覚えにくいコマンドオプションなどがあると自分が覚えやすいようにしてaliasに登録してあります。

# alias
alias ls='ls -lhG'
alias la='ls -a'
alias grep='grep -E --color=auto'
alias df='df -h'
alias du='du -csh ~/*'
alias netstat='netstat -rn -f inet'
alias lsbom='lsbom -p MUGsf'

エイリアスには、オプションを含む長い記述(コマンドライン)も登録できます。登録したいコマンドラインにスペースが含まれる場合は、その両端を「’」で囲みます。なお、bashにビルトインされたaliasコマンドの場合、「A=B」の要領でエイリアスにする文字列とコマンドラインの間に「=」を置きます。tcshビルトインでは不要。
設定したエイリアスは、カレントユーザーがログアウトするか、unaliasコマンドで無効にするまで有効です。しかし、ログインするたびにエイリアスの設定をするのは面倒ですよね。ちゃんと解決策はあります。\.bash\_profileか\.bashrcに書き込んでいればログインされるたびにエイリアスの設定が有効になります。もしくは、sourceコマンドで\.bash\_profileなどを読み込めば有効になります。
あるエイリアスの設定を一時的に無効にするにはコマンドの前に「\」バックスラッシュを付けます。e.g. '\ls'
余談ですが、これまでlsコマンドに-vオプションを付けないと日本語ファイル名が文字化けしてましたがLeopardになってからは-vオプションを付けなくてもちゃんと表示されるようになりました。
さぁこれでサーバー接続のときなど数文字タイプすれば接続されるようになりましたね。

5件のコメント

  1. 私の環境では-vを付けないと、これまでどおり???になってしまいました。文字コードをUTF-8にしていますが、Pafuxuさんは特別な設定はしていないですよね?
    フォントはvarafont使っていますが、courrierにしても同じでした。

  2. yamaqさん、コメントありがとうございます。
    ファイル名称などが文字化けするのは言語環境に英語が指定されているために起こっていると思います。localeコマンドを実行して値を確認してみてください。ちなみに私のはこのようになっています。
    $ locale
    LANG=”ja_JP.UTF-8″
    LC_COLLATE=”ja_JP.UTF-8″
    LC_CTYPE=”ja_JP.UTF-8″
    LC_MESSAGES=”ja_JP.UTF-8″
    LC_MONETARY=”ja_JP.UTF-8″
    LC_NUMERIC=”ja_JP.UTF-8″
    LC_TIME=”en_US.UTF-8″
    LC_ALL=
    ここで重要になってくるのがLANG変数とLC_CTYPE変数だと思います。申し訳ありませんがこの順番で試していただき、結果をご連絡いただけないでしょうか。まず、’export LC_CTYPE=ja-JP.UTF-8’を実行してlsコマンドで結果を確認。次に’export?LANG=ja-JP.UTF-8’を実行してlsコマンドで結果を確認。それと変更を加える前のlocaleの値をお知らせください。よろしくお願いします。

  3. なんだかご面倒をおかけしてスミマセン(笑)
    localeコマンドをシステム環境設定で日本語、英語を最優先にしても以下のように、同じでした。そして、-vは必要でした。
    $ locale
    LANG=”UTF-8″
    LC_COLLATE=”C”
    LC_CTYPE=”C”
    LC_MESSAGES=”C”
    LC_MONETARY=”C”
    LC_NUMERIC=”C”
    LC_TIME=”C”
    LC_ALL=
    exportコマンドを実行してもいいのですが、当面は-vを明示的に使うことで問題がないので、このまま使ってみます。
    でも、Pafuxuさんは言語設定で日本語にしているだけで、特にexportやこれに関わる他の設定を実行していたのですか?特別な設定をしていないのであれば、私の環境と大きく違わないはずなので、その点が疑問です。
    いや違いました。今思い出したのですが、私はLeopardはクリーンインストールで、そのときの優先する言語設定を英語にしていました。その上で日本語の環境だけ追加していました。ですので、OSインストールの手順はPafuxuさんと違うかもしれません。

  4. > 特にexportやこれに関わる他の設定を実行していたのですか?
    いいえ、システムインストール時に主言語を「日本語」とした意外は手を加えていません。あ、LC_TIME変数に関しては’ls -l’ したときに日付の判別が付きにくいのでbash_profileに’export?LC_TIME=en_US.UTF-8’と書き加えているくらいです。
    http://henrik.nyh.se/2007/10/displaying-utf-8-correctly-in-leopard-terminal
    言語は違いますが、こちらで同様の症状を解決しているみたいです。ターミナル環境設定で「起動時に?LANG?環境変数を設定」のチェックを外し、e.g. ‘export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8’とすれば日本語ファイル名は正常に表示されると思います。

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