ことえり: 入力モードの切り替え

文章を書いていると和英混在の文章になることが多々あると思います。ことえりの自動学習機能を有効活用するには、ひらがな入力モードと英字入力モードを行き来しながらかな入力を行い変換/確定を行うと変換効率がよろしいです。英文を入力する手前まででいったんかな変換して、それから英字入力モードに切り替えて英文を入力をしていると自動学習機能が有効に働きません。昔ながらの習慣のまま星条旗のアイコンが付いたU.S.とことえりとを切り替えて使用している方も同じです。
入力モードの切り替え方法:
・command+space bar(デフォルトの状態)
・shift+control+J or ;
・shift+option+space bar
この3つが方法としてあります。これらを状況によって使い分けるといいでしょう。私は「デフォルトの状態(command+space bar)」を「control+space bar」へ変更して使っています。かな入力中は指がホームポジションにあるのでコマンドキーですと親指を内側に「これでもかって」くらいに折り曲げなくてはならず押しづらいのでコントロールキーにしています。
かな入力中にシングルバイトのスペースを入れたいときは、英字入力モードに切り替えてから「option+space bar」です。しかし、egbridge Universalだと「shift+option+space bar」で入れられていたので、癖が抜けなくてこのキーコンビネーションを使ってしまって「あぁ、そうだ」と「option+space bar」を再び押すことにちょっと違和感がありますね。ここはモードの切り替えをしなくていいようにシングルバイトのスペースを入れられるように改良して欲しいところです。
入力モードを意識してなくて、ひらがな入力を行うところを英字で入力してしてしまった。って経験はよくあると思います。そんなときには「かなキーの2度押し機能」が便利。気づいたときにすかさず「shift+control+JJ」とすることで英字はかなに変換されて入力モードもひらがなになっています。
特殊な英語文字列だと以下のような操作を行えます。(ことえりヘルプから引用)
> **ひらがなモードでの英語文字列の入力について**
> ひらがな入力モードのときに、「http:」、「www.」、「file:」などの特定の英語文字列を直接入力することができます。「ことえり」はこれらの文字列を認識して自動的に英語に変換し、一時的にローマ字モードに切り替わります。
> たとえば、ひらがなモードで「これは、hっtp:」と入力すると、「これは、http:」文節がローマ字に変換され、「ことえり」は一時的にローマ字入力モードに切り替わります。
> Shift キーを押すか変換を確定することで、元の入力モードに戻ることができます。
> Windows 風の操作モードで作業している場合は、ひらがなモードのときに Shift キーを押したまま文字を入力すると、一時的にローマ字入力モードを開始できます。
> ひらがなをローマ字に変換するときに、ローマ字入力モードを使ってひらがなを入力した場合でも、それらの文字はローマ字に変換されます。ただし、かな入力モードを使ってひらがなを入力した場合には、各かな文字は JIS キーボードレイアウトのかなキーに対応するローマ字の文字に変換され、ひらがなテキストのローマ字表現には変換されません。
あとキーボードによりますが、HHKBのような段差のあるキー構成だと「shift+control」のコンビネーションは左手小指一本で押せます。指先をコントロールキーへ置き、指の腹を寝かせるようにシフトキーへ置きます。はじめは違和感があるかもしれませんが、慣れてくると重宝しますよ。

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カテゴリー: Mac OS X

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