ジッツオのトラベラー三脚セット

趣味で始めたカメラにのめり込み具合がハンパないとつくづく思う今日この頃です。レンズ沼に始まりバッグ沼、そして三脚沼まで来てしまいました。この後にはライティング沼が待ち受けているのですがしばらくはお預けにします。
ジッツオ
今回手に入れた三脚はジッツオの「トラベラー三脚GT2545T+雲台GH1382QDキット GK2545T-82QD」というもの。ジッツオ(Gitzo)は老舗の三脚製造メーカーとして知られ精巧な作りはプロ御用達になっているとか。現在はマンフロットの傘下に入って販売を行っています。ジッツオを知るきっかけになったのは愛用している三脚がマンフロットなので否が応でもジッツオの名前は目にするわけですよ。良さそうだなあ…とは思っても自分にとっては「高嶺の花」と見向きもしなかったのにCP+ 2016でカメラ関連の情報を漁っていたらジッツオのトラベラー三脚が目に飛び込んできたわけですよ。それからというもの「ジッツオ」「トラベラー三脚」の文字が夜な夜な夢に出てきて物欲を刺激するわけですよ。悪魔:「トラベラー三脚を手にすればもっといい写真がとれるぞ!」天使:「いやいや、お前にそんな実力はないし仕事で使うわけでもないのだから宝の持ち腐れだぞ。」悪魔:「重い三脚を持ち歩くのに疲れただろう。肩が痛くなるし持ち歩くのに邪魔で仕方がないだろう。」天使:「週末しか使わないのになんでそんな高級品を欲しがる?高級品を使えば思い通りの写真が撮れるとでも思っているんじゃなかろうな?写真はそんなに甘いもんじゃないぞ。」…。日々悪魔と天使が死闘を繰り広げるわけですが最後は悪魔が勝って天使が「希望」を残していくわけです。

トラベラー三脚

トラベラー三脚は、超軽量・コンパクトながらプロ仕様の性能を備えた三脚を求める、世界を旅するフォトグラファーのために設計されています。

私は「世界を旅する」フォトグラファーではないです。日本国内、いや大分県内およびその周辺しか行けません。近いうちに京都には行こうかな…とは思っています。
ジッツオ三脚にはシリーズナンバーが0から5までありまして、使用するレンズ焦点距離を基準にシリーズナンバーが振り分けられています。機材重量ではないことに注意!シリーズ0は焦点距離75mmまで、シリーズ1は135mm、シリーズ2は200mm、シリーズ3は300mm、シリーズ4は400mm、シリーズ5は500mm、とこんな具合。トラベラー三脚は0から2までのシリーズが用意されていて所有レンズの最高焦点距離が200mmなのでシリーズ2を選択しました。トラベラー三脚の中では一番安定性のあるモデルとなります。
ジッツオ
付属品としてはショートポールとショルダーストラップおよびメンテナンスキット。他メーカーだと別売りになるショートポールとショルダーストラップを標準で付けてくるジッツオは最高です。しかもショルダーストラップは水平と垂直いずれかの方向に三脚を携帯できます。垂直方向での携帯が思いのほかバランス良く、人とすれ違う時に気を使うことがありません。しかも水平方向よりも三脚のセッティングが素早くできます。

VS. Befree

日頃持ち歩いていたのはマンフロットの190シリーズなのですが携帯性を重視する三脚とは違うので同じマンフロットのBefreeアルミニウムと比較してみました。その違いは歴然。子供と大人くらいの違いがありました。
ジッツオ
三脚を格納した状態
ジッツオ トラベラー三脚の2型:44.5cm
マンフロット Befree:40cm
ジッツオ
三脚を伸ばした状態(センターポールは伸ばさない)
ジッツオ トラベラー三脚の2型:142cm
マンフロット Befree:123cm
ジッツオ
三脚の低い状態
ジッツオ トラベラー三脚の2型:33cm
マンフロット Befree:34cm
ジッツオ
三脚の最も太い脚径
ジッツオ
三脚の最も細い脚径
ジッツオ
ジッツオ トラベラー三脚の安定性はさることながら雲台操作のしやすさも素晴らしい。まだ1日しか使っていないのにここまで違いを感じるとは思いもしませんでした。週末のお写んぽに楽しみがひとつ増えました。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です