AppleInsiderでは、Tom Karpikが、Mac OS X LeopardのFinderにはディレクトリ移動コードにデータが消失してしまう恐れのあるバグがあると指摘していると伝えています。移動作業中に移動先のボリュームが消えた場合、データが消失してしまうとのことです。ドライブ間のディレクトリコピーとは異なり、ドライブ間のディレクトリ移動では、移動を完了した際にソースディレクトリのオリジナルを消去します。Mac OS X 10.3以降のFinderでは、ソースドライブからオリジナルディレクトリを消去する前にコピーしたディレクトリの完全性をチックしないため、移動プロセス中に中断された場合、Finderは移動が完了したと見なし、移動先ドライブのファイルコンテンツが不完全であるにもかかわらず、ソースドライブからオリジナルディレクトリを削除してしまうとのことです。
これは気をつけなければなりませんね。不具合が直るまではコピーしてから元データを消去しなければ、もしものことがあってからでは大変ですからね。