テキストエディットで開けないドキュメント

ダウンロードしてきた「お読みください」などのドキュメントをダブルクリックした時にこんな警告が出たりしませんか?
texteditor_dialog.png
そかそか、テキストエンコードがSJIS(Mac)じゃないと読めないのね。ん?待てよ、テキストエディットでテキストエンコードは自動認識にしていたはず。確認してみるとちゃんとなってます。
texteditor_pref.png
この設定だったら、読み込めていいはずなんだけどなぁ…。まぁ、読み込めないなら仕方がない他のテキストエディタを使おう。と、それほど困ることなく過ごしていたので、あまり気にしていなかったんですが暇を持て余していたので調べてみました。
基本的にテキストエディットは、ほとんどのテキストエンコードを読み込めます。ただ、ファイルタイプを指定しているとSJIS固定になってしまって他のテキストエンコードを受け付けないようです。ファイルタイプを削除することで開けるケースもありますが、vi コマンドで作成したドキュメントを開けないことがわかりました。これは奥が深いぞ。
結論として、不特定多数へテキストドキュメントを配布する時はテキストエンコードをSJISまたはUTF-16にするか、他のテキストエンコードを使う場合はファイルタイプを指定しないことです。ついでにクリエイタも指定しないようにするといいかも。
ファイルタイプとクリエイタを取り除く方法は、コマンドラインから行う[^1]かユーティリティを利用します。
ファイルタイプとクリエイタを調べる

$ GetFileInfo textFile.txt

ファイルタイプとクリエイタを取り除く

$ SetFile -t "" -c "" textFile.txt

現在の環境:
– Mac OS X 10.5.4
– TextEdit.app 1.5
– Apple Developers Tools
[^1]:
Apple Developer Tools に含まれるコマンドを使用します。

2件のコメント

    1. ATさん、はじめまして。
      お役に立てたようで何よりです。
      これからも当ウェブログをよろしくお願いします。

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