アップルよりMac OS X 10.6.4アップデータがリリースされました。システムの安定性、互換性、およびセキュリティの強化をするアップデートとなっています。
私は机を離れる時はログアウトしてからスリープ状態にします。復帰する場合はマウスをクリックするかキーボードのキーを押せば復帰できていたのにいつのころからか復帰できなくなっていたのです。iPhoneを接続することでスリープから復帰できていたので、それほど気にしてなかったのですがやはり不便でした。今回のアップデートでマウスから復帰できることを確認してホッとしています。
MobileMe関連にも手が加えられているみたいで、アップデート後の再起動でカレンダーデータの同期を促されました。また、Mail.appがバージョン4.2 (1078)からバージョン4.3 (1081)へ変更になっています。Mail.appを起動すると最適化をする旨のダイアログが表示されます。
セキュリティアップデートには、Flash Playerプラグインのアップデートも含まれているようです。ただし、アップデートに含まれるFlash Playerは、最新版 (10.1.53.64)よりも古いバージョン (10.0.45.2)となっています。Adobeのセキュリティチームでは、Flash Player 10.1をインストール済みのMacにMac OS X 10.6.4を適用しても、Flash Playerのバージョンが古くなることは無いようです。しかし、脆弱性を抱えているバージョン10より安定性とセキュリティを強化したバージョン10.1のインストールをオススメします。