Tower 2.0 リリース

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サイト作成をする時に分散型バージョン管理システム「Git」を利用しています。バージョン管理とは、ある時点のファイルの状態を記憶しておき、いつでもその時点までさかのぼることが出来るシステムです。サイト作成は暗闇の中を懐中電灯1本で出口を探すようなもので、あっちへ行っては戻り、そっちへ行っては戻りの繰り返し。そんな時に役立つのがバージョン管理システムです。
昔は、ファイルを複製して作業を進めていましたが、進むにつれて同じようなファイルが多数存在するようになってどれがどれだか状態になっていました。バージョン管理システムは変更があった部分だけを記録しているのでファイルが煩雑になることが無くすっきりと管理が出来ます。
そんなバージョン管理システム「Git」なんですが、基本はターミナルからコマンドラインで操作するんですが、コマンドを覚えるのは大変だし何と云っても全体を見渡せないのが難点。そこで登場するのがGitクライアントの「Tower – The most powerful Git client for Mac」です。グラフィカル・インターフェイスでファイルを管理できるのでFinderのようにファイルを扱えて面倒なコマンドラインから開放されるだけでもありがたい。
しかし、Gitを使いこなすにはカタカナ英語の専門用語を覚えなければならない。ま、新しいアプリケーションやシステムを扱う時はいつも同じなのでそのうち慣れるでしょう。Gitの概念を理解するには「サルでもわかるGit入門 〜バージョン管理を使いこなそう〜 | どこでもプロジェクト管理バックログ」が分かりやすいかな。これから試す人は一読してから取り掛かるといいですよ。
Tower 2.0 capture
今回メジャー・アップデートされたTower 2.0は、50以上の新機能およびパフォーマンスの向上が行われているようです。30日間の無料お試し期間があるので興味のある方はバージョン管理システムを体験してみてください。最初は取っつきにくいですが基本コマンドを覚えればある程度は使いこなせます。

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