病院の帰りに、買い物をするため母を連れて繁華街へ。母が買い物をする間、時間を持て余していたので久々に本屋さんへ行ってきました。入り口を入って、すぐのところに平積みされた新刊と関連本が置いてあります。この一角の1/3程度を東野圭吾コーナーが占めており、その殆どがガリレオシリーズでした。テレビドラマや映画で人気を博しているので売れ筋なんでしょうね。そんな中から、表紙と帯を眺めて『聖女の救済』と『ガリレオの苦悩』の2冊を購入しました。
自宅へ帰ってきて、真っ先に『聖女の救済』から読み始めました。帯に書かれた「おそらく君たちは負ける。僕も勝てない。これは完全犯罪だ。」に興味をそそられたこともあるけども、「虚数解」というキーワードが頭に残って、それは何を意味し、どのように物語は展開するのか、を早く知りたかったところもあります。
読み終えて、なるほどね、と題名の意味を理解し、全編に渡って漂っている虚数解の意味を私なりに理解しました。
私が読んだガリレオシリーズでは、初登場となる女性刑事内海薫が物語に味を出していましたね。所々で顔を出す作者の遊び心も面白かったです。
さて、時間を空けずにもう1冊の『ガリレオの苦悩』へ突入しようかな。
内海刑事、ついに原作にも登場ですか。びっくり(笑)。
ドラマ版のオリジナル・キャラクターが、原作にも取り入れられるのは珍しいパターンですね。
最近のガリレオは読んでないので、楽しみです。
@tanouxさん、いつもご覧いただきありがとうございます。
内海薫についてですが、「内海薫は、2006年に発行された「オール讀物9月号」の収録作『落下る(おちる)』からレギュラーメンバーに加わった女性捜査官です。(via: http://from1985.pekori.to/keigotaku/memo/galileo/galileo_index.html )」ということなので、テレビドラマが先取りして登場させた感じですね。テレビドラマが先行したこともあってか、内海薫役を演じる柴咲コウのイメージが強く、作中に登場する内海薫に違和感を覚えるかもしれません。まぁ、それも楽しみのひとつなのですが…。
ちなみに、今回発刊された『ガリレオの苦悩』に『落下る(おちる)』は収められています。
本当に「聖女」で本当に「救済」でしたよね。
てっきり美人だけど腹の中は真っ黒みたいな人だと期待してたら・・をい。
でもトリックは『容疑者Xの献身』のほうが凄かったです。凄すぎ。
女性の執念みたいなのを感じました。:)