bash4を入れてみた

コマンドラインシェルbashが、2004年7月以来4年7ヶ月ぶりにメジャーアップデートを行ったのでMacPortsを使って入れてみた。
$ sudo port -d sync
$ sudo port install bash
インストール後、念のためにアップグレードをやっていた方がいいかも。
$ sudo port upgrade installed
インストールするのに、結構な時間待たされました。無事エラーも無くインストールできたので試したところ、起動が速くなっているように感じました。プロンプトが出るまでにひと呼吸あったのがなくなっているようです。また、コマンド補完機能が標準装備されたようですね。(たぶん)
Mac OS Xアップデートに伴い設定ファイルも書き換えられているので、bash関連設定ファイルの見直しもやりました。
### .bash_profile
# コマンドサーチパス
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/share/man:/opt/local/man:$MANPATH
# プロンプトデザイン
export PS1=”\u@ \h: \w\n\$ ”
source ~/.bashrc
### .bashrc
# rmコマンド実行でゴミ箱へ
# ‘rm’ move ~/.Trash
function rm () {
local path
for path in “$@”; do
# ignore any arguments
if [[ “$path” = -* ]]; then :
else
local dst=${path##*/}
# append the time if necessary
while [ -e ~/.Trash/”$dst” ]; do
dst=”$dst “$(date +%H-%M-%S)
done
mv “$path” ~/.Trash/”$dst”
fi
done
}
# lsコマンドオプション
alias ls=’ls -lG’
alias la=’ls -a’
### .inputrc
# 日本語環境設定
set convert-meta off
set output-meta on
set input-meta on
# 大文字/小文字を無視
set completion-ignore-case on
# コマンド履歴補完を賢くする
“\C-n”:history-search-forward
“\C-p”:history-search-backward
# 補完のたびにベルを鳴らせない(bell-style), 補完候補が複数個あった場合にすぐに全部表示され(show-all-if-ambiguous), 補完時にコマンドかディレクトリか見て分かる(visible-stats)
set show-all-if-ambiguous on
set visible-stats on
#set bell-style visible
かなり削ってますが、常用するのはこれくらいかなぁ。足したり引いたりしている設定ファイルですが、最終的にはこれくらいコンパクトにした方がいいように思えてきました。ログインシェルの指定を、やった方がいいのかちょっと迷ってます。デフォルトのままでもbash4が認識されているのでこのまま様子を見てみます。

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